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はげ治療法考察ブログ。残念ながらPorn要素はありません。

フィナステリド

概要

AGA治療薬の定番中の定番。

初期段階の方や、遺伝的に薄毛が懸念される予防目的の方はこれ一択。

効果は発毛というよりも進行抑制であり、劇的な改善が望める薬ではない。あくまで現状維持~微増が目標になるだろう。説明書にも「男性型脱毛症の進行遅延」とはっきり書いてある。 既に中等度以上の進行度の場合や、年齢が若くAGAの進行度が早い方は、フィナステリドだけで満足のゆく治療効果を得られない場合がある。

効果

各種サイトを参照。

種類

会社

先発薬を開発したMSDをはじめ、現在ではファイザーやトーワ等、様々な会社がフィナステリド錠のジェネリック薬を販売している。

基本的にどれも有効成分は同じである。長期服用を前提にするなら、4000~5000円/月程度で買えるジェネリック品が経済的。 メーカーによって効果に差があるとの報告もある1ため、どうしても不安なら先発薬にしておくのがよいか。 筆者はジェネリックを飲んでいたが、それなりに効果が出ていた。(現在はデュタステリドに切り替えている)

某サカ堂など個人輸入サイトを検索すると、上記よりも安い値段でジェネリックのフィナステリド錠が販売されている。 しかし、フィンペシアをはじめとする個人輸入品には偽薬が多く含まれており、ネット上でも効果が安定しない旨の報告が散見される。 また、個人輸入薬の使用は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる。 フィナステリド(およびデュタステリド)はヘアサイクルを改善し、脱毛を抑制するAGA対策の肝であるため、筆者は正規品の使用を推奨する。

容量

0.5mg/錠と1.0mg/錠の2種類があるが、基本的に1.0mg/錠で問題ないと思われる。 というか、筆者は0.5mg/錠の取り扱いを見たことがない。 0.5mgにするなら節約するなら割って飲んでも問題ない。()によると、0.5mg/錠それほど効果は下がらないようだ(要出典)

服用

1日1回、毎日同じタイミングであればいつ飲んでもよい。

購入方法

AGA専門外来で処方される。 筆者としては、初回のみ診察を行い、それ以降は受付で国内正規品を処方する形態のクリニックを推奨する。 比較的安価であることと、高額な治療費を支払わされるリスクが低いことがその理由である。   AGAクリニックには、医療資格を持たないカウンセラーを多数雇い、違法な医療行為を行っているクリニックが存在する。 また、成分不明(実際にはミノキシジル)のオリジナル治療薬や"セラピー"治療の効果を強調し、患者の不安を煽りつつ高額な治療を行われる場合もある。 受付で処方する形態であれば、こうした悪質なクリニックに当たる可能性が低い。

最近は皮膚科や眼科でもフィナステリド錠の取り扱いがあるが、筆者の地元では若干高い(6000~8000円)。 AGA専門外来に抵抗がある場合、悪徳クリニックの不安がある場合はそちらでも可。

筆者の把握している限り、最安値は某南の3000円/月である。こちらで処方される薬はメーカー正規品ではないが、有効成分と治療効果は同様と思われる。

参考文献